翌日は一路新潟へ。
新潟のペレットといえば、ご存知木質ペレット推進協議会(WPPC)事務局長佐藤靖也さんにレクチャーいただきました。
こちらの取り組みは過去のレポートをご参照頂きつつ、そこで終らない新しい取り組みをご紹介。
「間伐材でペレットをつくるのはナンセンス」と言い切る佐藤さんは木質以外の可能性を探し、実際に稼働すべく動いていました。
・もみがら
・コーヒーかす
・オカラ
・ヨシ
・紙おむつ
これまで廃棄にお金がかかっていた「お困りもの」がすべてエネルギーに生まれ変わるのですからもの凄い価値があることです。
これら原料を使用するにはストーブだと機械がデリケートなため、なかなかハードルが高いのですが、お湯をつくるボイラーなら十分可能。
また、暖房もさることながら給湯もエネルギー的には多く使うので非常に有効な仕組みとなります。
もみがらは過去モミガライトでご紹介した通り燃焼後の灰が非常に栄養価の高い貴重な肥料になります。
米どころ新潟にはもってこいの原料ですよね。
どれも無事稼働できることをただただ願うばかりです。
ペレットプラントのスタッフさんも昨年よりも増加して忙しそうに作業をされていました。
原料もこんなにたくさん集まっています。
それほど多くのペレット施設を見たわけでは有りませんが、この佐藤さん達の新潟での施設や取り組みは恐らく日本一なのではないでしょうかね。
それくらい素晴らしいと思いました。
木質以外の施設も近い将来見学させていただきたいですね!!
多忙を極める佐藤さんに無理を言ってレクチャーいただき、次の会議があるにも関わらず延長していただきました。
本当に有難うございました。
そして、参加者の皆さん移動距離もものともせず熱心に見聞きいただき有難うございました!
【文・写真・吉田登志幸】
コメントをお書きください